エントリー(募集要項)

第2回 募集要項

 金沢大学では、財政、地域、自治、環境に関する社会科学の分野で顕著な業績を挙げた研究者を顕彰し、社会貢献と日本の学術研究のさらなる発展に資することを目的として、金沢大学宮本賞を創設いたしました。
 宮本賞は、金沢大学の名誉博士であり、本学の前身校の一つである旧制第四高等学校出身の宮本憲一氏からの御寄附を原資としています。宮本氏は、金沢大学、大阪市立大学、立命館大学で教鞭を執られたのち、滋賀大学学長を務められました。財政学、地域経済学、自治論、環境経済学など広範な分野で常に時代の最先端となる研究に取り組み、各分野において最高峰の業績を挙げるだけではなく、公害問題やまちづくりなどに取り組む多くの市民活動に貴重な理論的指針を与えてきました。
 ついては、宮本氏に敬意を表するとともに当該分野の研究や市民活動のさらなる発展に資することを目的に、「第2回金沢大学宮本賞」を募集いたします。

1.対象分野
財政、地域、自治、環境 の各分野
2.賞の内容
  • ①図書 1名(1件)

    賞状、副賞80万円

  • ②論文 2名(2件)以内

    賞状、副賞20万円

  • ③市民活動 1団体

    賞状、副賞20万円

※③市民活動は、対象分野において顕著な成果を挙げている団体に加えて、特に令和6年能登半島地震および奥能登豪雨の被災地への復旧・復興支援の活動に取り組んでいる団体についても選考対象といたします。

3.応募資格
(自薦・他薦による)
  • (1)対象分野において顕著な業績となる単著書を刊行した、発表時に原則として満50歳未満の者 ※2023年4月1日以降に発表した図書が対象
  • (2)対象分野において顕著な業績となる論文を執筆した、発表時に原則として満40歳未満の者 ※2023年4月1日以降に発表した論文が対象、単著が原則であるが共著の場合は分担箇所を示すこと、分担が明らかでない場合はファーストオーサーであること
  • (3)対象分野において顕著な成果を挙げた又は挙げつつある市民団体
4.応募締切
2025年6月20日(金)
5.受賞者決定時期
2025年9月にメールで通知予定
6.受賞式
2025年10月28日(火)
※受賞者は授賞式に出席すること。本学の規定に基づき交通費(上限あり)を支給します。
7.応募要領
  • (1)提出物:申請書(別紙の概要と応募理由を含む)、図書又は論文
    ※申請書の様式はこちらからダウンロードしてください。
    ※図書:原則として現物6冊を郵送で提出してください。審査終了後に返却します。
     論文:論文の電子ファイルをメールで提出(郵送も可)
  • (2)提出先:金沢大学宮本賞事務局(郵送又はメール)
8.選考方法
  • (1)金沢大学宮本賞実行委員会(以下「実行委員会」という。)を設置し、当該実行委員会において、提出物を基に選考を行う。
  • (2)選考に際し実行委員会が必要と認めた場合、別途連絡をすることがあります。
9.実行委員会

委員長
三浦 要(金沢大学理事・副学長)

委員 ※50 音順
碇山 洋(金沢大学人間社会研究域経済学経営学系・教授)
岡本 厚(元岩波書店代表取締役社長)
佐無田光(金沢大学融合研究域融合科学系教授)
武田公子(金沢大学名誉教授)
寺西俊一(一橋大学名誉教授)
土井妙子(金沢大学人間社会研究域学校教育系・教授)
宮本茂樹(クラブツーリズム地域共創部顧問)
山本 卓(金沢大学人間社会研究域長・教授)